ウェディングフォトグラファーになったきっかけ
私がウェディングフォトグラファーになったきっかけ
もともと百貨店がメインクライアントのスタジオに就職して新聞の折り込み広告や電車の中吊り広告などに使用される写真を撮影していました
3年ほど経ってフリーランスになることを決意し退職するのですが、コネなし、持ち出しできる仕事なし、資金もほとんどなしという状態でした
今考えると恐ろしく無謀な挑戦だったと思います。
退職する前に先輩のカメラマンに相談したところ、フリーで仕事をされているカメラマンの友人を紹介してくれるということで
一度お会いしてお話を聞かせていただくことになりました
その方は平日は取材などの広告の撮影、土日は結婚式の撮影をしており、メインは結婚式の撮影で生計を立てているとのことでした
土日には広告の撮影のお仕事が入ることはあまりないので仕事がかぶることもほとんどないし、普通のアルバイトよりも稼げるとのこと
何より、暗いスタジオの中で一日中、商品撮影をしてきた私には、結婚式の写真撮影のおしごとをするという発想がなく、とても新鮮で興味深いお話でした
結婚式の写真って失敗は許されないし、ほんとに私にできるだろうか?
という気持ちはありましたがお話してくれた方も「大丈夫、大丈夫!すぐ慣れるから!」と後押ししてくださり
退職したらすぐに働けるように登録している会社を紹介していただき、私はウェディングフォトグラファーとしてのスタートラインにつくことになりました
上記がこのお仕事をはじめたおおまかな流れです
というわけでまとめると
- 知人に紹介してもらった
- ギャラが他のお仕事よりもよかった(その当時はよく思えた)
- 基本的に土日に仕事なので時間を有効に使える
- 人物撮影に興味があった
以上のようなとてもぼんやりした、なんとなくな感じが否めない動機です
こうやって文章にまとめて振り返ってみると10年前の自分がいかにふわふわした情けない人間だったかということを思い知らされます…
高い志や、感動的な出来事があってそれがきっかけではじめたわけではないのです…
すみません
こんな感じのスタートだったので、この後私がもがき苦しみ、悪戦苦闘したことは言うまでもありません
もがき苦しむ様はまた別の記事でご覧に入れたいと思います
たいしたことないきっかけではじめたわけですが
そんな私が今となって思うことはとっても素敵なおしごとに出会え、続けさせていただいていることに"感謝”です