型もの写真って必要?費用節約の裏技
型物写真ってなに?
型物写真(かたものしゃしん)は挙式当日撮影するフォーマルな記念写真です
お二人で撮影するタイプと親族の集合写真があります
業務用の大型ストロボを使用してライティングして撮影します
仕上がりは六つ切りサイズのプリントを台紙に貼ったものをご両家のご両親様の分もセットで3冊が一般的です(プリントのみでデータは付いてきません)
型もの写真は必要?
結婚式場にもよりますが写真を注文する際、型もの写真は撮影して当然であるかのようにプランに組み込まれてあります
1カットで〇万円の写真ですから型もの写真を撮影しないで費用をカットしたい方や、「スナップ写真を注文してるんだからそれだけで充分じゃないの?」、「型物写真は必要ないんじゃないの?」って考える方も少なくないと思います
しかし、型物写真は撮っておいたほうがいい!
理由は2つ、
- 当日のドレスの全身をきれいに写真で残すことができる
- ご親族全員で写真を撮ることができる
まず1つ目の理由
当日のドレスの全身をきれいに写真で残すことができる
大型のストロボでライティングして背景、立ち方、ポーズ、ドレスのディティールまで細かく考えて撮影するためやはりクオリティが高い写真になります
とくに和装の場合は型物撮影を強くおすすめします
和装は特別な小物などを駆使して袖の柄の見せ方、裾の見せ方などを細かく調整しなくてはいけません
それだけ特別な技術が必要な撮影といえ、スナップではまず同じようには撮れません
当日は進行の都合上写真をゆっくり撮っている時間があるとは限りませんし、スナップカメラマンもリクエストがない限りお二人の全身が入って正面を向いているカットを撮影しなくてはならない決まりもないので、「スナップでも全身の写真は当然撮影してくれるはず」と考えているとカメラ目線で二人の全身の写真が全くなかったということもありえます
次に2つ目
ご親族全員で写真を撮ることができる
ご親族が集まって一緒に写真を撮る機会はそうはありません記念に1枚、皆さんの顔がはっきりと写っている写真を残すことはとても価値があると思います
スナップで全員集合写真(高い位置から見上げてもらってご友人も含めた全員が入るカット)を撮影する場合がありますが、あくまでスナップ撮影ですので目をつむっていたり、前の人にかぶって顔が見えなかったりというのはよくあることです
ご親族の方は披露宴中も積極的に高砂まで来て一緒に写真を撮ろうとする方は少ないと思います
スナップカメラマンは基本的にお二人を中心に撮影するため、せっかく来てもらったのに一枚もまともに顔が写っていないというお客様がいるということも…
どうしても節約したい!方のための裏技1(お二人撮影の場合)
事前にプランナーさんに「ドレスがきれいに見える二人の全身のカットをスナップで撮影して欲しい」とリクエストしておきましょう
当日はカメラマンにリクエストがあることが伝わっているはずですのでまず撮り漏れはないと思います
それでも心配な場合は当日、スナップカメラマンに直接リクエストを確認してみてもいいと思います
どうしても節約したい!方のための裏技2(親族集合撮影の場合)
全員集合写真が撮れる場合はリクエストしておきましょう
会場によっては高い位置からの写真が撮れるスペースが無かったり、またあったとしても屋外で天候によっては撮影できない場合などがありますので事前に確認しておきましょう
先ほども書きましたが全員集合のスナップではきちんと顔が見えないといったことは仕方ありません
ですので、各卓写真をリクエストしておきましょう
各テーブルごとの写真になりますので披露宴出席者全員が写真に残せます
型物写真のような堅苦しい感じの写真ではなくカジュアルで自然な表情を残すことができるのでオススメです
全員集合写真はウェディングドレスで撮影し、お色直し後の衣装で各卓写真を撮影するのもいいかもしれません